人生の最終段階-事例A (supported by 朝日新聞)
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大賞にふさわしい作品としてイチ推しでした。日記という小道具を使い、ジェットコースターのように振幅の大きな患者の心の動きが的確に示されています。また、男性患者の表情が抜群にいい! ここまで描き込める人はそんなにいないのではないかと思いました。原案では患者が娘を思って号泣する場面がありますが、それを涙を描かないで示したところも秀逸です。エンディングも、他作品とひと味違う仕上がりで、余韻が残ります。惜しむらくは、看護師はもう少し経験豊富そうなキャラにしてほしかったと思います。
マンガに関連する取組・話題
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審査員コメント
佐渡島 庸平
(株)コルク代表取締役
編集者
マンガとしての完成度が高い。読み応えがしっかりある。 キャラクターの演技ができていてすばらしい。
マンガとしての完成度が高い。読み応えがしっかりある。 キャラクターの演技ができていてすばらしい。
こしの りょう
マンガ家
圧倒的画力、構成力、アレンジ力、表現力。「告知」を受けてからの電車のシーンとか、おそらく自分もこうなるであろうと・・・娘のことを語り始める「目」の演技、悲しみ、怒り、後悔、愛情・・・いろんな気持ちがごちゃまぜの「目」痺れました。しばらく食い入るようにこの「目」を見てました。「泣き」のシーンがなくても「泣ける」漫画でした。多くの人に読んでほしい漫画です。個人的にイチ押し作品でした。
圧倒的画力、構成力、アレンジ力、表現力。「告知」を受けてからの電車のシーンとか、おそらく自分もこうなるであろうと・・・娘のことを語り始める「目」の演技、悲しみ、怒り、後悔、愛情・・・いろんな気持ちがごちゃまぜの「目」痺れました。しばらく食い入るようにこの「目」を見てました。「泣き」のシーンがなくても「泣ける」漫画でした。多くの人に読んでほしい漫画です。個人的にイチ押し作品でした。
おかざき 真里
マンガ家
最後まで「大賞」を争っていました。絵もうまいですが、途中ずっと娘さんの顔を見せない描写(逆光だったり足元だけだったり)などの演出も素晴らしいです。その分最後の娘さんとのシーンにひと工夫あると完璧だったかも。プロとして通用する力があると思います。
最後まで「大賞」を争っていました。絵もうまいですが、途中ずっと娘さんの顔を見せない描写(逆光だったり足元だけだったり)などの演出も素晴らしいです。その分最後の娘さんとのシーンにひと工夫あると完璧だったかも。プロとして通用する力があると思います。
山本 健人
SNS医療のカタチ
医師
画力は圧倒的で、日記を使った演出もユニーク、技巧的にも素晴らしい作品だと感じました。終末期の心の変化が表情の描き方にも現れていて、強いリアリティを持ってメッセージが伝わってきました。
画力は圧倒的で、日記を使った演出もユニーク、技巧的にも素晴らしい作品だと感じました。終末期の心の変化が表情の描き方にも現れていて、強いリアリティを持ってメッセージが伝わってきました。
井上 祥
(株)メディカルノート
代表取締役・共同創業者
医師
登場人物一人ひとりの感情が溢れ出るリアルな描写、力のこもった一コマ一コマは審査会でも大変好評でした。部門賞、大賞選考も含めた大接戦の中、本作品が特別賞に選考されました。
登場人物一人ひとりの感情が溢れ出るリアルな描写、力のこもった一コマ一コマは審査会でも大変好評でした。部門賞、大賞選考も含めた大接戦の中、本作品が特別賞に選考されました。
筑丸 志津子
医師
きちんとエピソードに沿ってストーリーが展開されていて、読み進めやすかったです。最後のコマの描写が、主人公と娘さんの繋がりを感じられて、ほっとしました。
きちんとエピソードに沿ってストーリーが展開されていて、読み進めやすかったです。最後のコマの描写が、主人公と娘さんの繋がりを感じられて、ほっとしました。
城 博俊
横浜市副市長
エピソードに主人公の想いや暮らしを加えて、膨らみを出し、完成されたドラマのような展開。緩和ケアの大切さがよくわかる作品とだと思いました。
エピソードに主人公の想いや暮らしを加えて、膨らみを出し、完成されたドラマのような展開。緩和ケアの大切さがよくわかる作品とだと思いました。