人生の最終段階-事例B (supported by 朝日新聞)
視点の違いを感じたマンガをシェア!
部門サポート企業コメント
何と言っても、小田さんの表情の描き方と変化が、すばらしい。「わがまま感」もたっぷり出ています。それに振り回されている片桐さんの様子も、うまく表現されていますね。元英語教師の設定なので、英語でのやりとりを入れたところもいいです。圧巻は、最後の方で、小田さんが車いすから飛ばされ、片桐さんが受け取るシーン。芸が細かく、全体構成も良かったと思います。
マンガに関連する取組・話題
もっと読んで知る
審査員コメント
佐渡島 庸平
(株)コルク代表取締役
編集者
画にすごく味があって、登場人物のキャラクターが伝わってくる。 コマワリのテンポもよくて魅力的。
画にすごく味があって、登場人物のキャラクターが伝わってくる。 コマワリのテンポもよくて魅力的。
こしの りょう
マンガ家
シンプルな絵なのだけれど感情が伝わってくる。小田さんのいやらしさも一番出ていた作品。だからこそ、わかりあえた時のカタルシスも大きかったです。看護師さんの本音もグッときました。予定調和から一歩踏み出しても、それでも繋がってる感じ。人間同士が描けてるなあと。個人的に大賞候補推でした。
シンプルな絵なのだけれど感情が伝わってくる。小田さんのいやらしさも一番出ていた作品。だからこそ、わかりあえた時のカタルシスも大きかったです。看護師さんの本音もグッときました。予定調和から一歩踏み出しても、それでも繋がってる感じ。人間同士が描けてるなあと。個人的に大賞候補推でした。
おかざき 真里
マンガ家
車椅子の「小田さん」のキャラがものすごく強くて最初読んだときは戸惑いました。けれど絵が上手くて、表現でそれをカバーし最後まで読ませる力がすごいなと思いました。この絵でしたら難しい題材も料理できそうです。
車椅子の「小田さん」のキャラがものすごく強くて最初読んだときは戸惑いました。けれど絵が上手くて、表現でそれをカバーし最後まで読ませる力がすごいなと思いました。この絵でしたら難しい題材も料理できそうです。
山本 健人
SNS医療のカタチ
医師
患者さん(利用者さん)の希望をどこまで叶えるべきか、どこまでが医療従事者の仕事とすべきなのか、といった線引きは必ずしも明確ではありません。こうした悩みがユニークな登場人物とともに描かれていて、楽しく読みながら、大切なメッセージもストレートに伝わる、素晴らしい作品でした。
患者さん(利用者さん)の希望をどこまで叶えるべきか、どこまでが医療従事者の仕事とすべきなのか、といった線引きは必ずしも明確ではありません。こうした悩みがユニークな登場人物とともに描かれていて、楽しく読みながら、大切なメッセージもストレートに伝わる、素晴らしい作品でした。
井上 祥
(株)メディカルノート
代表取締役・共同創業者
医師
強烈なキャラクターの主人公が縦横無尽に動きまわる大変印象的な作品でした。他にも良作が多い中、接戦となりましたが本作品が最終投票を制し、入賞となりました。
強烈なキャラクターの主人公が縦横無尽に動きまわる大変印象的な作品でした。他にも良作が多い中、接戦となりましたが本作品が最終投票を制し、入賞となりました。
筑丸 志津子
医師
介護者と利用者さんのコミュニケーションが丁寧に描かれていて、読みやすかったです。
介護者と利用者さんのコミュニケーションが丁寧に描かれていて、読みやすかったです。
城 博俊
横浜市副市長
エピソードに作者なりのストーリーが加えられていて、介護従事者の気持ちの変化が良く描かれていると思いました。
エピソードに作者なりのストーリーが加えられていて、介護従事者の気持ちの変化が良く描かれていると思いました。