人生の最終段階-事例B (supported by 朝日新聞)

たむら蓮々さん

3.患者視点

マンガに関連する取組・話題

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審査員コメント

  • 佐渡島 庸平

    佐渡島 庸平

    (株)コルク代表取締役
    編集者

    人物のかきかたがすごくいい。 キャラクターに生気があって表情も豊かで、手や身体のかきかたもよい。 感情が伝わってくる。

    人物のかきかたがすごくいい。 キャラクターに生気があって表情も豊かで、手や身体のかきかたもよい。 感情が伝わってくる。

  • こしの りょう

    こしの りょう

    マンガ家

    とにかく登場人物全員の表情が魅力的。柔らかさの中に芯の強さを感じました。まるでこの施設に入って見ているかのような感じになりました。「もし生きてたら一緒に行こう」この表情で利用者の方にこのセリフを言えるなんて、お互いの信頼がないと言えないだろうなぁ。いいなぁ。とグッときました。カラーのページもしばらく目が留まりました。あたたかい。

    とにかく登場人物全員の表情が魅力的。柔らかさの中に芯の強さを感じました。まるでこの施設に入って見ているかのような感じになりました。「もし生きてたら一緒に行こう」この表情で利用者の方にこのセリフを言えるなんて、お互いの信頼がないと言えないだろうなぁ。いいなぁ。とグッときました。カラーのページもしばらく目が留まりました。あたたかい。

  • おかざき 真里

    おかざき 真里

    マンガ家

    車椅子の「王さん」がとても魅力的に描けていました。いち読者として、王さんの行動が「わがまま」に映らず「希望」としてすんなり読むことができました。またゆくゆくケアを受ける身として(笑)、理想の場所として描かれていてよかったです。医療漫画は、特にケアの部分は一般人としてときに綺麗事を必要とするのだなと勉強になりました。

    車椅子の「王さん」がとても魅力的に描けていました。いち読者として、王さんの行動が「わがまま」に映らず「希望」としてすんなり読むことができました。またゆくゆくケアを受ける身として(笑)、理想の場所として描かれていてよかったです。医療漫画は、特にケアの部分は一般人としてときに綺麗事を必要とするのだなと勉強になりました。

  • 山本 健人

    山本 健人

    SNS医療のカタチ
    医師

    患者さん(利用者さん)の思いがストレートに伝わり、医療従事者としても考えさせられる作品でした。このような一見「わがまま」に見える方の思いをうまく汲み取り、ケアに生かしていくことの大切さを改めて感じました。一コマだけカラーの絵が挿入されていたのも印象的でした。

    患者さん(利用者さん)の思いがストレートに伝わり、医療従事者としても考えさせられる作品でした。このような一見「わがまま」に見える方の思いをうまく汲み取り、ケアに生かしていくことの大切さを改めて感じました。一コマだけカラーの絵が挿入されていたのも印象的でした。

  • 井上 祥

    井上 祥

    (株)メディカルノート
    代表取締役・共同創業者
    医師

    介護現場は様々な葛藤に溢れています。そのような中、一人の利用者をきれいな絵で描いた本作品が入賞となりました。手や車椅子にまでこだわった絵が素晴らしいという意見が審査会でも多数出ておりました。

    介護現場は様々な葛藤に溢れています。そのような中、一人の利用者をきれいな絵で描いた本作品が入賞となりました。手や車椅子にまでこだわった絵が素晴らしいという意見が審査会でも多数出ておりました。

  • 筑丸 志津子

    筑丸 志津子

    医師

    登場人物の表情が豊かで、感情移入しやすい描写だと思いました。

    登場人物の表情が豊かで、感情移入しやすい描写だと思いました。

  • 城 博俊

    城 博俊

    横浜市副市長

    季節の移り変わりを感じられる風景や情景がわかるコマが、上手に差し込まれていると感じました。介護を利用する方の目線が巧みに描かれているように思います。

    季節の移り変わりを感じられる風景や情景がわかるコマが、上手に差し込まれていると感じました。介護を利用する方の目線が巧みに描かれているように思います。

部門サポート企業コメント

朝日新聞

エピソードを過不足なく、最も的確に表現していると思います。王さんがケアスタッフに「友達としていてほしい」という思いも、きっちり描かれています。絵としてのタッチも優しく、完成度が高く、エンディングのストーリー展開も絵も、余韻が残る感じで良かったです。一点だけ、王さんの顔がやや「いいおじさん」的に描かれていたので、もう少し「わがまま感」があってもよかったかなあと思います。

第2回医療マンガ大賞受賞作品決定 第2回医療マンガ大賞開催決定

医療の視点プロジェクトとは

医療の視点 YOKOHAMA

「医療への視点が少し変わることで、異なる気づきが得られ、行動につながる」をコンセプトに2018年10月から取組をスタートしています。民間企業等との連携や、市民の皆様の関心事にフォーカスすることで、より印象に残りやすく、伝わりやすい広報に様々な切り口で取り組んでいます。

IRYO MANGA TAISHO