受賞作品決定
IRYO MANGA TAISHO 2019 作品発表
テーマ4「一般募集」
ヤンデル先生選定エピソード
受賞作品決定
IRYO MANGA TAISHO 2019 作品発表
医療の視点について
医療の視点とは?
「医療への視点が少し変わることで、異なる気づきが得られ、行動につながる」をコンセプトに横浜市は2018年9月から取組をスタートしています。民間企業等との連携や、市民の皆様の関心事にフォーカスすることで、より印象に残りやすく、伝わりやすい広報に様々な切り口で取り組んでいます。
審査員コメント
絵のレベルがすごく高くて、どのコマも構図がかっこよくて省略のし具合がすごくいいので描き込んでいないのが逆に魅力になっている。医療モノでこのくらい書き込まないのもいいなと思います。
一番「キャラクター」を感じた作品でした。キレイ事が多い医療現場で、なかなかキレイ事ではいかないことも多い。そんな中、あふれ出す思い。絵と構成も魅力的、シンプルだけど読む方には感情がちゃんと伝わってきました。ラスト2ページの演出はすごい。
(医師・コラムニスト)
そうなんです。病院では静かに泣くんです。医療従事者はプロとして泣いちゃいけないと思っています。だから我慢して我慢して、それでも涙が溢れてしまうときは声を押し殺して泣くんです。
代表取締役・共同創業者(医師)
新人看護師が葛藤する姿が描かれています。ストーリーの主人公に男性看護師を選んだこともまた印象的でした。
研修医時代、とても忙しく、一人ひとりの患者さんにしっかり向き合えていると実感できないまま日々に追われていたことを思い出しました。
明確なルールがあるがゆえに、相手の思いに応えられない難しさは、これまでに私も仕事の中で感じてきました。そのもどかしさや悔しさが上手に描かれていました。