医療マンガ大賞

審査員コメント

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  佐渡島庸平(株)コルク代表取締役会長（編集者）

  表情の描き方がとても上手い。どのコマにも違う感情が入っていて、最後のコマのやる気を出すところや髪の毛を結ぶところも含めて、感情が含まれていてすごくいい。

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  こしのりょうマンガ家

  感情表現が一番うまいと思った作品でした。一つ一つ構図、構成も含めた絵で感情を丁寧におっているので、読んでる方も主人公に気持ちを追っていける感じ。飲み物を持ってくる古谷さんもキャラクターがでてて良い感じです。作家の個性であろうテンポ感が気持ちいい作品。

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  大塚篤司SNS医療のカタチ
  （医師・コラムニスト）

  最後から２コマ目。髪を後ろできゅっと縛り、さぁ行くぞ、という表情。とても好きです。素人からプロに変わる瞬間に心打たれました。

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  井上祥(株)メディカルノート
  代表取締役・共同創業者（医師）

  学生時代から優秀だった学生が新人として現場に出るとなかなか思い通りに行かない中で、患者さんこそが主役なのだと気付く瞬間の描写が秀逸です。医療においては決して目立たないけれども患者さんにとって大きな役割を果たしている職種がたくさんあります。

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  筑丸志津子医師

  医療は誰のためにやっているものなのか、今となっては身に着いていることですが、自分の新人時代を思い出すような初々しさを感じました。

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  荒木田百合前横浜市副市長

  医療現場だけでなく、行政にも通じる、仕事への向き合い方が描かれていると思いました。本市の新採用職員や中堅職員にも読んでほしい作品です。