受賞作品決定
IRYO MANGA TAISHO 2019 作品発表
テーマ3「脳卒中」
患者
このテーマに関連する横浜市の取り組み
脳卒中による重い後遺症を防ぐためには、早期発見と早期治療が大切です。早期発見のために、脳卒中の特徴的な3つの症状を表す「FAST」と呼ばれる標語を覚えましょう。自分だけでなく、家族や友人などの周囲の人を守るためにも、様子がおかしいときは、ただちにFASTを思い出してください。
受賞作品決定
IRYO MANGA TAISHO 2019 作品発表
医療の視点について
医療の視点とは?
「医療への視点が少し変わることで、異なる気づきが得られ、行動につながる」をコンセプトに横浜市は2018年9月から取組をスタートしています。民間企業等との連携や、市民の皆様の関心事にフォーカスすることで、より印象に残りやすく、伝わりやすい広報に様々な切り口で取り組んでいます。
審査員コメント
エッセイ漫画としてとても読みやすく、病気の怖さのようなものが軽減されるから、患者にとってもすごく読みやすい漫画になっていると思う。漫画雑誌で読むなら物足りなく思うかもしれないが、病院で冊子として渡されるなら、こういう絵の方が気持ちが休まるんじゃないかと感じる。
親しみやすい絵で、すんなり物語には入れました。お母さんのキャラクターが説明がちになりやすいこのエピソードを緩和してくれてる感じでした。ラストのオリジナルのオチもほのぼの。
(医師・コラムニスト)
とても読みやすかったです。医療マンガはどうしても内容が重くなりがちで、心が元気じゃないと読む気になれないものも多いのですが、気軽に読むことができるタッチで感心しました。
代表取締役・共同創業者(医師)
自分の症状から救急車を本当に呼んでいいのか悩むところまでとてもリアルな描写で、まさにこういうことが実際の脳卒中発症時に起きているのではないかと考えます。こちらの作品はFASTとあわせて#7119の紹介もできそうであり、他の角度からの活用も可能そうです。
冒頭で、見過ごしがちな脳卒中の症状がわかりやすく表現されているところが素晴らしかったです。
お母さんの「大したことない」と感じる気持ちがリアルに描かれていて、「FAST」という標語が重要でありながらもなかなか自覚に結びつかない難しさを端的に描けていると感じました。